【お知らせ】指宿オニテナガエビ研究所は閉所します
こんちゃ!
もうほぼ1年ぶりの更新ですね、、、^^;
前回更新の5月から状況は色々と変わりました。
タイトルにある通りですが、3月31日をもって、指宿オニテナガエビ研究所は閉所いたします。
それに伴い私も指宿市地域おこし協力隊を退任いたします。
閉所の理由はいくつかあるのですが、一番は「起業に対する不安」でした。
もともとは、地域おこし協力隊の活動として、指宿の商店街にオニテナガエビの釣り堀を作ることで商店街を活性化させるために、スタート段階としてオニテナガエビを養殖していました。
難しいとされる、ふ化から稚エビの生育を試行錯誤のうえで成功させ、また、地元の方のご厚意で養殖場の跡地を貸していただき、養殖池での養殖にチャレンジしていました。
荒れ地でしたので、養殖場の整備や草刈りは地元・宮ヶ浜の方々に手伝っていただき、本当に助かりました。
共食いや夏場の大量死(水質悪化?)などで数はかなり減りましたが、10〜15cm程のオニテナガエビを200匹程生育することができ、11月にはいぶすきマルシェで、釣ったオニテナガエビをその場で焼いて提供するスタイルで出店することができました。
指宿駅前のマルシェでエビ釣りやってまーす! pic.twitter.com/f7liBfRPJE
— 指宿オニテナガエビ研究所/地域おこし協力隊・岡崎 (@onitenagaebi) 2019年11月16日
ここまでくると、ある程度事業化の道筋が見えてきたのですが、やはり起業となると事業内容だけでなく、お金や計画の問題も出てきます。
協力隊任期満了の2020年9月までに、自分が食べていくだけの収入を得ることができるかを考えていると「起業」という選択肢がどんどん遠のいてきました。
最終的に、私自身に起業への「覚悟」と「自信」を持つことができませんでした。
多くの方に、助けていただき、支えていただきながらオニテナガエビの養殖をしていたにも関わらず、私の意思の弱さでこのような形で終わってしまったことを本当に申し訳なく思います。
ただ一方で、オニテナガエビの養殖は市内に限らず、県外からも多数のお問い合わせをいただき、注目されている事業だと感じることができました。
そして、4月からは私は指宿の養殖場に就職することになり、引き続き、そちらでもオニテナガエビの養殖をする予定です!
地域おこし協力隊の活動として行ってきたオニテナガエビの養殖を、引き続き、指宿で行うことができることが本当にありがたい限りです。
最後に、オニテナガエビの養殖を応援してくださった皆様、助けてくださった皆様、本当にありがとうございました!
皆様のおかげでオニテナガエビの養殖を楽しく行うことができました。
このブログはオニテナガエビ日記としてしばらく残しておきたいと思います。
また、ツイッターアカウントは指宿在住の移住者ということでつぶやいていきたいと思いますので、気になられた方は引き続きフォローいただければと思います。
それでは、皆様本当にありがとうございました!